淡々としている日常に幸せがある@となりのコーヒー屋

児童養護施設で育った私が山あり谷ありの「外の世界」をどう過ごしているかを共有するブログです

弟、ヘルパーさんとのおでかけと私の心

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久々に弟のことを書きます。

一人暮らしを始めて今年の5月で丸8年。今はほとんど私の出番がないくらい安定した生活をしています。

弟は作業所が休みの時は、同じ児童養護施設で過ごし同じ支援学校(当時は養護学校)に通ってた友人と週末一緒に過ごすのが定番でした。でも、コロナ禍でその友人が体調を崩したので、友人の体調の回復を優先でするために弟とも会わないようにしました。その後、弟もリズムを崩し不安定な時もありましたが、ガイドヘルパーを調整してくれなんとか立て直しています。

 

最近は、自転車を買いに行ったとヘルパーさんから連絡がありました。結婚する前は弟と一緒に住んでいて、弟のことを1番知ってるつもりだったので、まだ不思議な感覚ですが私の知らない弟がいます。ヘルパーを利用し始めた時は不安でしたが、今振り返ると不安よりも自分のテリトリーにいてほしかったのかもしれません。

 

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不思議だけど、ヘルパーさんから弟の近況報告を受けるのはうれしいし新鮮。私の使わない表現で弟の良さをたくさん伝えてくれるから、弟のことを前より多面的に見れるようになった。この距離感を保っていたい。

外食は焼肉屋に行きました、と変わらない弟の姿は面白い。

小1の壁をなんとか乗り越えた一年

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大阪も桜が咲き始めそろそろ見頃を迎えそうですね。

 

ちょうど1年前、うちの長男が保育園を卒園して休む間もなく4月からは民間と公立の2ヶ所の学童へ行き始め、小学生生活が始まりました。

新しく通い始めた場所の先生が子どもへ指導するんですが、そのやり方に違和感があり、改善してほしくて相談した結果良い方向にいったことが一つあるので、そのことについて書こうと思います。少し長いです。

 

いろんな方から保育園と学校生活は全然違って一気に先生との距離ができて一人ひとり丁寧にみてもらえなくなる、保育園みたいに長い時間預かってくれない、学童と相性が合わない場合もあってひとりで留守番する子も多いなど、入学前に教えてもらっていたので、不安と緊張感が私にありました。長男の方も、同じ保育園から女の子2人、男の子は長男1人だったので、不安はありましたが楽しみにもしていました。

 

新しく行き始めた場所〈以下Aと書きます〉の1人の先生が朝から大きな声(怒鳴り声)で子どもたちに指導していました。周りには他に2人か3人の先生が教室の端で立ってその様子を傍観してるだけに見えました。初めて参加する長男に対しても先生は厳しくあっさりした対応で、不安な面持ちの長男を見送りました。外から親御さんが心配そうに子どもの様子を見ている方もいて、異様な空間でしたが、その時は「おぉこれが先輩たちが言ってた小学生の厳しさか。息子よがんばれ」くらいにしか思ってなかったです。厳しい環境でも生き抜く力を身につけろくらいに思ってました。

 

お迎えに行くとまだその先生は怒鳴っていて、息子にもこんな風に指導してました。

 

〈退室時の挨拶〉

聞こえなかったですが、先生が息子に何か言っていました

息子「はい」

先生「はいじゃないやろ。自分の名前言うんや」

息子「〇〇です。お母さんが迎えに来たので帰ります」

先生「声が小さい」

 

と背の低い長男に先生は立って頭上からすごい剣幕で怒ってました。私が今の様子を見ていたからか、先生は長男を連れて私の元にきました。「言ってること理解するのに時間かかる子ですね。」と親の私にはやや柔らかい口調で話しかけてきました。

子どもに対して、そんなに怒って指導することないよなと思いながらも、夫は「慣れるやろ」って感じだったので、初日だしこのまま様子を見ようとその時は思いましたが、その後息子はすぐに発熱して体調を崩したのと恐怖心から学校に行けなくなりました。

 

クラス担任が心配して電話をかけてきてくれ、息子が熱がないんだったら登校するようにサポートしてほしいと優しく対応してくれました。なんとか教室へはいけるようになりましたが、怒鳴ってる先生がいるとこへはどうしても行きたくないと。仕事があるのでなんとしてでもAに行ってほしいので、他の親御さんにもAの印象を聞いてみました。よく思っていない親御さんばかりでしたが、言っても変えるのは難しい、親が出しゃばってると思われる。と悩みながら預けられていました。

 

私は、自分の子どもだけじゃなく、困ってる家庭がありそう、必要としている人が利用できるようにしたいという思いから、上の立場の方にこんな風に相談の電話をしました。

 

まず私が見た先生の指導の仕方を伝えました。その後子どもが体調を崩したこと、私の思いと他の親御さんの思いを伝え、挨拶することや大きな声で話すことは大切だけど、緊張している初日の子どもに対する指導の仕方が厳しかったので、Aで行われている指導が適しているかどうか先生、親以外の第3者に現場を見てほしいとお願いしました。

 

上の立場の方も私が見た先生の指導は厳しいと感じ、すぐに対応して下さり現場に伝えてくれました。その後、怒鳴っていた先生は変わらず勤務されてましたが、人が変わったように違和感のない普通の関わりをされていて、他の先生も笑顔があったり、でも指導するところはするという感じで初日と全然違った空間になったので驚きました。

電話する前はどんな風にアプローチしようかすごく考えていたので、電話一本で改善していただいて嘘のような出来事でした。

 

心配事や不安な事を伝えるのはクレームでも過保護でもないですし、客観的に物事を見るためにも伝えることは大切だと思いました。

この後、大きく崩れることなく、なんとか1年間公立と民間の学童と学校で過ごせました。

今は令和の時代で比較的どこもいい教育をされてると思いますが、これはほっとかれへんってとこは伝えて過ごしやすい環境にしてあげることも必要じゃないかなということを感じたので長々と書いちゃいました。これで終わります。

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「家族の温もり」をテーマにNHKさんに取材していただきました

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大阪も桜が咲き始めました🌸

春は寒暖差があったら、花粉症や変化が多い時期なのであまり得意ではありませんが、うれしいことがあったのでお知らせします。

 

https://www.nhk.jp/p/ts/J8J3544W15/episode/te/42ZK17Q8RQ/

私たちの家での様子や働く姿をNHKさんに取材していただきました。コーヒー屋を始めたきっかけが、「家族の時間を作るため」だったので、お話をいただいた時はとてもうれしかったです。まだまだ成長過程ですが、今できることを精いっぱいやっているので応援していただけたらうれしいです。

 

3/30(水)午後10:55 5分番組

ただ、BSプレミアムでの放送でうちのテレビは映りません。。でも、優しいお心遣いで放送後映像をいただけるそうなのでそちらを楽しみにしているところです!

もしご家庭やどこかで見れる環境があればぜひ見て下さい。

あれから1年が経ったんですね

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今日は小学校の終業式。
1年生になることが楽しみだった長男。入学前に通った放課後事業に出席して1日で心が折れ、入学式は行ったもののすぐに体調を崩して2日目から休んだ。


担任の先生や教頭先生が丁寧に話を聞いてくれ、近所の人にも支えられその後は休むことなく登校できました。

 

保育園の頃、クラスの子に「へん」と言われて自信を失っていた絵を描くことも、1年生でやっぱり好きということに気づいたみたい。

 

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学校生活では誰かと比べる場所じゃなく、たくさんの刺激の中で自分が何が好きで何が向いてるのか、見つけられる場所であってほしい。

 

1年間お疲れさま。
2年生になっても泣いたり、たくさんの笑顔を見せてね。

コロナ禍のアレルギー反応の大変さ

 

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暖かくなったと思ったら寒いですね。

お彼岸も過ぎたのでぼちぼちあったかくなるかな。

 

さてさて今ですね、家族みんなくしゃみ、鼻水、最近目がかゆいで花粉症状のオンパレードなんです。。

長男次男は、鼻水鼻づまりで早めに薬もらって服用していて、まぁちょっとましかなというとこです。

 

長女はね、これまた大変なんですね。

2月〜3月の間に3回も保育園で発熱して、最高38℃後半まで上がるんですが、どれも2時間で解熱するんですよね。保育園では、活気あって食欲もあるけど、お昼寝から起きた頃から機嫌悪くなって夕方5時頃37.5℃から30分後くらいに38℃後半まで上がるそうです。お迎えいって家に戻ると、この短時間で解熱してるんですよね。

 

コロナ禍なんで、保育園1日でも早く預かってもらうために受診します。

1回目 症状何もなく様子見で薬なし。

2回目 喉が腫れている

→検査結果、感染症陰性→鼻水の薬

3回目 喉の腫れと喘鳴

→検査結果、感染症陰性→喘息、アレルギー性鼻炎の薬

 

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コロナ禍じゃなかったら、アレルギー反応かどれも週末なので保育園疲れかなくらいで終わりそうなんですが、解熱後24時間自宅療養でプラス兄弟も登園できない。。長女だけ休ませるもできないので悲しすぎる。

 

とりあえず、今はアレルギーを抑える薬を飲んで症状がないようにみているところですが、4回目ありませんようにと願うばかりです。

 

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休みの日、兄ちゃんのペースで動くことが多いので、父ちゃん休みの日に長女とふたりゆっくりおうち時間過ごしました。

 

この体質は父母譲りなので仕方ないです。

できることで対処しながら付き合っていかないとですね。

 

追加

2回目と3回目の間に、今まで問題なかった卵を給食で食べたら口周りと首元にぶつぶつとかいかい。すぐ消失したそう。受診して、アレルギー検査。結果、卵が強くアレルギー反応が出てると次の日から卵除去食になる。家は少量ずつ食べてOK。発熱した日に卵やアレルギーを疑う品目はなく、犬猫やハウスダストも採血結果で反応があるので、自宅で飼ってる子に付着してるのが、その日の長女の体調によって反応してる可能性もゼロではないと医師は話してました。

気持ちが子育てが楽になった話

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お母さんなるのが夢やった若い頃の私。
実在する誰かに憧れてじゃなく、どんどん自分の中で膨らましていた理想の母親像。家族のカタチ。子育てが始まってから、この理想の母親像に苦しんでた。

きっとこっちの方がいいお母さんって誰かに認めてもらえる。こっちの方が子育ての環境に向いてて子どもが子どもらしく育つやろう。

 

すぐそばにある幸せを感じることなく、想像でしかないおそらく幸せなんやろうというものを追い求めていたけど、日々は淡々としていて、それでいて平和で幸せということに気づいてから気持ちが楽になった。

 

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田舎暮らしに夢膨らませたこともあった。そっちの方が人や自然の温かみがあって幸せやろうと。今は利便性の高いここでしか子育てしてないから田舎の良さがわからないし、もうどうでもいいと思えるくらいここが好き。

 

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近所や地域との付き合いもほどほどにあって、地域の人もあったかいし、買い物は便利だし、自然遊びしようと思えばできるし、いろんな価値観の人がいる。今はここにとどまり、幸せをふくらませていたい。

コロナ禍に生まれた長女の遊びの中に

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いつものようにおままごと遊びしてたら熱心に手を消毒する娘の姿。

「しゅっ しゅっ」と言いながら、ハッピーセットのおもちゃ消火器のレバーを押してる。

 

令和女子。笑

 

次男は4月から3歳児クラスでマスク着用になるので、今練習期間中。行きはお兄さんになった気分で張り切ってつけていくけど、帰りは絶対つけてないよね。マスクに慣れる前にコロナ前の生活に戻ってほしいな。

 

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長男は嫌々ながらもだいぶマスクに慣れてきてます。今絵を描くのにはまっています。奇妙な絵を描くこともあるし、家族を描いてくれることもあります。

 

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